アミノバイタル アミノプロテインの料金と栄養成分、原材料について
・製品名:アミノバイタル アミノプロテイン レモン味
・成分:
【原材料】
ホエイたんぱく(乳成分を含む)、ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、クエン酸、メチオニン、ヒスチジン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、香料、トリプトファン、着色料(V.B2)
【栄養成分】1本(4.5g)あたり
エネルギー:18kcal、たんぱく質:4.0g(推定値)、脂質:0.1g、炭水化物:0.4g(推定値)、食塩相当量:0.01g、遊離必須アミノ酸:3.3g
【アレルギー物質】
乳成分
今回私が試したのは「アミノバイタル アミノプロテイン レモン味」です。
ホエイたんぱく(乳成分を含む)、ロイシン、リジン、バリン、イソロイシン、スレオニン、フェニルアラニン、クエン酸、メチオニン、ヒスチジン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、香料、トリプトファン、着色料(V.B2)といった原材料で作られています。
必須アミノ酸とホエイプロテインを配合したプロテインで、1回分わずか4g。携帯が便利なスティックタイプです。プロテインなのにシェイカー不要、直飲みOKという手軽さで、飲むタイミングを逃しません。
トレーニング後のタンパク質補給はもちろん、就寝前の摂取で疲労回復などが期待できます。トレーニングや筋トレで身体を引き締めたい方、ジムへ行く時の荷物を最小限にしたい方、通常のプロテインが苦手で飲むのが辛い人、などに特におすすめです。
今回amazonで10本入りパウチを1袋購入しましたので、税込1,236円で10回分、1回あたり123.6円の計算です。
レモン味ですが酸味は弱めで、少しクリーミーで甘さがあり、まるでチーズケーキのような味です。
アミノバイタル アミノプロテインを選んだ理由
ウェア、シューズ、タオル、シャワー用品、スキンケアグッズ、メイク道具、そしてプロテイン&シェイカー、その他もろもろ。女性がジムに行く時って結構荷物がかさばるんですよね。前後に予定があったりしたらもう大変です。
極力コンパクトにするために削れるものというと、プロテイン&シェイカーは工夫すれば他のものでなんとか代替できるかも?と思いいたりました。
早速調べてみたらありました、スティックタイプのプロテイン。
水と混ぜる必要ないのでシェイカー不要、1回分4g程度なのでスティックは化粧ポーチに余裕で入る大きさ、想像しただけでかなり便利です。
スティックタイプのプロテインはそもそもあまり種類がありませんが、必須アミノ酸がもれなく入っている味の素の「アミノバイタル アミノプロテイン」が一番魅力的に見えました。
必須アミノ酸は身体作りの効率を上げて翌日の筋肉痛を抑える効果があるのでトレーニーの必需品です。
フレーバーに爽やかで飲みやすそうなレモン味があったのも「アミノバイタル アミノプロテイン」を選んだ決め手になりました。
アミノバイタル アミノプロテイン購入時~製品到着までの心境
「アミノバイタル アミノプロテイン」の開発はあのうま味調味料の「味の素」。まず味の素がプロテインを製造していることに驚きました。
確か「味の素」もアミノ酸なので、そこから必須アミノ酸やプロテインを開発するのは自然な流れなのかも、と公式サイトを見て妙に納得しました。
製品情報は原材料と栄養成分、簡単な商品説明くらいしか書かれておらず、ほとんど印象に残っていません。
10本入りパウチのメーカー参考価格は1,814円(税込)でamazon価格は1,236円(税込)。私は公式サイトからのアテンドでamazonで購入したので、1回123.6円ですね。
例えば水などに溶かすタイプのホエイプロテイン代表「ザバス ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ」50回分をamazonで購入したとすると1食分が80.5円です。
実際には牛乳や豆乳なども用意するので、市販の調製豆乳200mlが100円程度だと仮定すれば180円程度になることを考えれば、「アミノバイタル アミノプロテイン」は割安なのかもしれません。
そしてなんと「アミノバイタル アミノプロテイン」は1回分のカロリーが18kcalです。
「ザバス ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ」と市販の調製豆乳200mlを合わせると約200kcalです。
ダイエット目的でトレーニングしている人にとっては「アミノバイタル アミノプロテイン」のローカロリーっぷりは嬉しいですね!
しかし、問題は「アミノバイタル アミノプロテイン」1回分のタンパク質がたったの4.0g(推定量)であること。
「ザバス ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ」と市販の調製豆乳の組み合わせならタンパク質量は21.6gです。「アミノバイタル アミノプロテイン」はこのタンパク質量で何をもってして筋肉増強を謳っているのか…?
根拠不明だったので調べたところ、2015年に配信されたネットニュースで、
味の素株式会社アミノサイエンス事業本部スポーツニュートリション部(当時)の遠藤典数氏と、
味の素株式会社食品事業本部食品研究所(当時)の高栁洋氏へのインタビュー記事を見つけました。
(出典:https://gigazine.net/news/20151217-ajinomoto-stick-type-protein/)
一部要約すると、
『アミノバイタル アミノプロテインは、必須アミノ酸のみに絞って独自に配合することにより、体づくりに役立つ特別な組み合わせを発明したので、少ないタンパク質量でも従来のプロテイン同様の効果が得られる』
ということのようです。
詳細は企業秘密とのことで書かれていないのですが、本当にそんなことができるのか?とこの時点で半信半疑になりました。
製品が到着すると、疑念はありつつもスティックタイプのプロテイン自体が初めてなので使用するのが楽しみでした。
プロテインとして期待する効果が得られなくても、必須アミノ酸が手軽に取れるならお酒飲む前に飲むと肝機能が強化されてもいいかも~なんて不純なことも考えてましたね。
アミノバイタル アミノプロテイン使ってみた。味は美味しい?
必須アミノ酸入りプロテインによる肉体疲労軽減効果を確かめたかったので、筋トレと有酸素運動のいつものトレーニングを行った後に飲むことにしました。
パウチを開封すると、銀色のアルミ包装に「アミノバイタル アミノプロテイン」のロゴなどが印刷されたスティックが10本入っています。このスティックの包装はハサミを使わなくても手でキレイに切れます。
開封して鼻先を近づけてみると、よく嗅げばレモンの香りがしますが、注意しないとほとんど匂いません。飲み方は簡単、このスティックの中の顆粒を口の中に流し込むだけです。
まず味わってみたかったので、水分を一緒に取らずに噛むように味わって食べてみました。レモン味なので酸っぱさを期待していたのですが、拍子抜けするくらい酸味がありません。
むしろ甘くて、口の中の水分を奪われていく感覚がクッキーを食べているかのようでした。味は少し脂っぽいまろやかさがあるので、何か食べ物に例えるなら一番近いのはチーズケーキだと感じました。
アミノ酸には苦味がつきものなのでそれを抑えるために人工甘味料を使用していると思うのですが、ケミカルさが気になります。しかも苦味も隠し切れていません。
美味しくはないし、でもめちゃくちゃ不味い訳でもない、中途半端な味です。
これは味わうのではなく、やはり水で一気に流し込むべきものでしたね。2回目は就寝前。顆粒を口に入れたあとすぐに水を飲んだのですが、それですと味や食感は気になりませんでした。
予想ではビタミンCの顆粒サプリメントのように酸っぱくてシャキッとする味だと思い込んでいたので少し残念でしたが、プロテインをシェイクする手間が省けると思えば結構楽かも、と製品自体には好感が持てました。
いつものジムの荷物からシェイカーが減っただけでも結構スッキリするものですね。
アミノバイタル アミノプロテインの効果。これはプロテインでなくBCAA?
「アミノバイタル アミノプロテイン」は1日3本まで摂取して良いとのことなので、数日間に渡って1日2回ずつ使用してみました。結果、肉体疲労が軽減されるなどの効果は残念ながら感じられていません。
トレーニング前に飲むBCAA飲料などと違いトレーニング後に摂取するので発汗量が増えるなど目に見える効果もなく難しいですね。
確かにスティックタイプで手軽なのはいいのですが、心許なくて結局いつものグビグビ飲むプロテインに戻してしまいました。
気分的なものが大きいのですが、やはりこのスティック1本でカラダ作りを効率良く行えると言うのが不可解で疑念を払拭できなかったためです。
今回試した「アミノバイタル アミノプロテイン」の栄養成分はエネルギー:18kcal、たんぱく質:4.0g(推定値)、そして独自に開発した必須アミノ酸でした。
私は普段、ホエイプロテインなら「ULTORA ホエイダイエットプロテイン チョコレート味」を使用しているのですが、こちらは1色分でエネルギーが117kcal、タンパク質は22.6gです。
必須アミノ酸だけでなくビタミンもバランスよく含まれていて、アミノ酸スコアは最高値の100、そしてなんといっても味が美味しいのです。
また、シェイカー荷物になる、作るのが手間だ、と言っても、トレーニングの後は美味しいプロテインを飲まないと頑張った実感が得られませんでした。
何よりも気になるのは、「アミノバイタル アミノプロテイン」の人工甘味料や保存料、着色料などの添加物の多さですね。
私は人工甘味料を毎日取り続けると肌荒れを起こすので、毎日使用するのは難しいと思いました。
今は保存料・人工甘味料・人工着色料不使用な製品は十分に供給されているので、身体のためにもそういった製品を使いたいと思いました。
多分この製品プロテインでなく、BCAAですね。5.5gというたんぱく質の量の少なさに違和感を感じて調べたのですが、主成分がバリン、ロイシン、イソロイシンでした。
ただ公式がプロテインと名乗っていたり、筋肥大目的だったり、飲むタイミングが運動前でなく後なので、公式的にはジャンルはプロテインとしたいようですね。
アミノバイタル アミノプロテインはプロテインとしては微妙
10本入パウチ1袋を購入して、総額の費用は1,236円(税込)です。
『アミノバイタル アミノプロテイン』を3日連続1日2本で計6本使用したものの、人工甘味料や保存料、着色料が気になってやめてしまいました。
効果を確認するために筋トレ時に普段より負荷を強めたりもしましたが、普通に激しめの筋肉痛になったので必須アミノ酸の効果も心もとなく感じました。
確かにスティックタイプのプロテインは携帯に便利で、荷物がかさばったりプロテインを作る手間のストレスからは解放されました。
ですが、添加物の多さやケミカルな味が気になり、仮に科学的には身体作りに効果があったとしても、『トレーニングを頑張って健康的にキレイになる』と言う私のポリシーには合わないなと思いました。
ジムでトレーニングをする前後に予定があってどうしても荷物を減らしたいけど、プロテインは摂りたい!
グビグビ飲むプロテイン自体が苦手なのでタンパク質と必須アミノ酸が手軽に摂れれば細かいことは気にしない!
という方にはおすすめできると思います。
健康的で無理のない身体作りのために、食事の安全性や栄養バランスにこだわっていると言う方には率先しておすすめはしません。