プロテイン

540ピープロテインを使ってみた!体験談や味、料金、成分、効果について解説

540ピープロテインの料金と栄養成分、原材料について

【原材料】
えんどうタンパク
【栄養成分】100gあたり
エネルギー 382.6kcal、タンパク質 78.9g、脂質2.3g、炭水化物 10.3g、ナトリウム 1214mg

今回私が使用したのは「540ピープロテイン」です。「540ピープロテイン」は、えんどう豆たんぱくのみを使用した純粋無垢な植物性プロテインです。

乳製品や大豆などのアレルギーがあり、ホエイプロテインやソイプロテインが使用できない方でも安心して飲むことができます。

また、えんどう豆たんぱく、もといピープロテインはアミノ酸の宝庫で、運動効率向上や筋肉増強の助けとなるBCAA(必須アミノ酸)も豊富に含まれているため、運動やトレーニングに励む方のサポート食としてもおすすめです。

1食あたりの規定量は明記されていませんが、一般的なプロテインと同程度のたんぱく質量を20g程度と仮定した場合、30g弱を目安に摂取することになると思われます。

お値段は1kg入りで税込1,834円、1食30g程度とした場合で約33食分ので1ヶ月分でしょうか。

原材料はえんどう豆タンパクのみのですのでフレーバーという概念はなく、えんどう豆本来のナチュラルさを味わえます。

540ピープロテインを選んだ理由


私は2年ほど前から、ダイエットを目的としてトレーニングと簡単な食事制限をしてきました。ジムに通い始めた頃、筋肉量が増えると代謝が上がって痩せやすくなるのでプロテインを飲むようにとトレーナーからアドバイスを受け、プロテインの使用を開始しました。

その時使用したのは、プロテインメーカーとして日本で一番知名度が高いであろうSAVAS(ザバス)の「ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ味」を購入しました。なぜなら、amazonでプロテインと検索するといの一番に表示されたからです。

プロテインがどういうものか全く知らない状態で飲んだ「ホエイプロテイン100+ビタミン リッチショコラ味」はとにかく甘い、そしてなんだか人工的な味がしました。
味に辟易しながらも、それ以上に困ったのは、お腹のゴロゴロでした。

私は乳糖不耐症なので、ホエイプロテインの乳糖に反応してしまっていたようです。それならば植物性プロテインにすれば良いのでは?ということで、アレルゲンフリーでお腹にも優しいというピープロテイン(えんどう豆たんぱく)を知りました。

ですが、ピープロテインはその他の植物性プロテインと比較すると割高なことが多いんですよね。えんどう豆たんぱくと玄米たんぱくを配合して、高タンパク質な上にアルギニンやBCAAもたっぷり配合された「ANOMA プロテイン」は600gで5,800円です。

毎日使用するものなので極力コストを抑えたい…。

そうしてたどり着いたのは国内最安価格でプロテインを販売するという540プロジェクトの「540ピープロテイン」です。

「540ピープロテイン」は1kgで1,834円!ノンフレーバーで原材料はえんどう豆たんぱくのみというシンプルさですが、もはや卸値価格!とにかくコスパがすごい!ということで、試してみることにしました。

540ピープロテイン購入時~製品到着までの心境

540プロジェクトの公式サイトは卸売店のようなイメージで装飾は少なく、ゼロ年代のホームページデザインがそのまま残っているかのような印象を受けました。

製品の画像が手抜きすぎだったり、ブラウザの画面サイズを変更するとサイトデザインが崩れたり、いろいろなところが杜撰で、このお店で買い物をしていいのだろうかと不安になりました。

「540ピープロテイン」の製品情報は、写真の微妙さもさることながら、原料原産国:カナダと製造:中国の表記に不安はMAXです。また、製品の味の説明には水に溶かすと、味付けをしていないお豆腐のような味とあります。

この時点で絶対においしくないということがわかりますね。栄養成分やアミノ酸組成の内容を見ると確かにピープロテインではあるのですが、品質、安全性、使用感、どれを思っても不安しかありません。

これは安かろう悪かろうになる予感…いや、でも、奇跡的に意外といけるということもあるかもしれませんと自分を鼓舞して購入しました。

到着した製品をドキドキしながら開封してみると、プロレスラーのマスクを被った男性の後ろ姿が描かれているシールが貼られた、いかにも業務用なアルミの袋が現れました。

この時点で使用するのがとても怖かったです。(笑)

540ピープロテインを使ってみた。味は美味しい?まずい?


「540ピープロテイン」をトレーニング後に使用する勇気が出なかったので、朝食置き換え食としてまずは使用してみました。アルミのパッケージを開封してみると、えんどう豆たんぱくの匂いが…まったく香ばしくありません。

例えるならば鳥のエサのような匂いで食欲が失われました。これを飲むのかと思うとテンションが下がりましたね…。

公式サイトの飲み方のアナウンスでは、水でシェイクするのがおすすめとあり、えんどう豆の風味が気になる場合はコーヒー粉やココアを添加して飲むようにとあります。

1食分は何グラムか、どれくらいの水で溶かせばいいのか、などの詳細な使用方法は書かれていません。

ひとまず、製品の使用量は100gあたりの栄養成分を参考に、一般的なプロテインと同程度のたんぱく質量を20g程度と仮定して、製品30g弱を、指示通り水200mlに溶かして飲んでみることにしました。

シェイカーに水を入れ、製品を後入れしてシェイクすること30秒。シェイカーの外観から溶け具合を確認すると、大きなダマがゴロゴロと滞留しているだけで製品がまったく溶けていません!

追加で30秒シェイクするも、結果は変わらず。さらに1分追加でシェイク、合計2分間シェイクしたことになりますが、尋常ではない量の泡が発生しただけで溶け残りのダマは解消されていません。

あきらめてシェイカーの蓋を開けると、シェイカーから泡が勢いよく吹きこぼれました。

この時点でテンションはダダ下がりでしたが、なんとかひとくち口に含んでみると、大量の溶け残りのダマが流れ込んできて不快さのあまり吐き出してしまいました。水分ではなく粉の塊を飲んでいるようです。

きなこのような味に思えなくもないのですが、なんだかすえた匂いがして、何度チャレンジしても飲み込むことができませんでした…。

その後、製品を15gに減量し、砂糖不使用のアーモンドミルク200mlに加えて2分間シェイクするも、相変わらず大きな溶け残りのダマがシェイカーの中に浮遊していてがっかりしました。

この場合でもすえた匂いは払拭できず、口の中にダマが流れ込んでくるので飲むのが非常に困難でしたが、上澄み液だけを飲むようにして、時間をかけてなんとか飲み干すことができました。

ただ、もう二度と飲みたくないと思いました。(笑)安物買いの銭失いになりそうだ、という予想通りの結果でしたね。

540ピープロテインは効果がある?


「540ピープロテイン」は、味も使用感も私にはまったく合わない製品でした。

なんとか1度は使用しましたが、お腹の中で水分を含んだえんどう豆たんぱくが膨張して、日中ずっと膨満感に悩まされたり、胃の中から込み上げる穀物の匂いが不快だったり、しまいにはお腹も壊してしまい踏んだり蹴ったりでした。

ですので体に良いとされる効果は一切実感できずじまいです。

ピープロテイン自体が、毎日ゴクゴクジュースのようにおいしく飲める!といった嗜好品ではありませんが、市販されている製品はちゃんと最後まで飲めるクオリティとなっているので、それらの技術はすごいものだったのだと、しみじみ思いました。

プロテインは体に取り入れるものなので、いかにコスパが優れた製品があったとしても、安心安全素材だと自分が納得できるものしか使わないようにしたいものです。「540ピープロテイン」、1kgもあるのでなにかに活用したいのですが、料理に使うのも躊躇われます。

残念ですが、封印するしかないですね。

私が今後「540ピープロテイン」を使用することはないと思います。

540ピープロテインは購入する価値がある?

「540ピープロテイン」は、実質一度だけ使用しました。1袋1kg入りを購入しましたので、総額に費用は1,834円(税・送料込)です。

「540ピープロテイン」は味も使用感も私には合わず、早々にギブアップしてしまったので体重やスタイルなどの変化は感じられていません。

むしろ「540ピープロテイン」を使用したことにより、お腹の膨満感に悩まされたり、胃の中から込み上げる穀物の匂いが不快だったり、お腹も壊してしまったりといったことがありました。

原材料の原産国や製造国、製造過程の不透明さなどに不安を持ったままコスパの良さだけを見て購入しましたが、やはり多少コストがかさんでも、自分が納得して安心して使えるものを選ばないといけないなと反省しました。

とにかく安いピープロテインが欲しい、別の料理などに加工する目的でピープロテインを使用したい、という方には良いかもしれませんが、基本的に、私は「540ピープロテイン」を友人などにすすめすることはないと思います。

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